環境問題とブランド力

環境
時事ドットコム

環境問題は利害関係なしで客観的な立場からの意見を見つけるのが難しい。それも当然で、「環境問題は解決しました」となれば環境問題の研究をされている方の多くは廃業の危機である。逆に深刻になればなるほど研究費の調達も容易になるだろう。

各国の二酸化炭素の排出量をどのように比較するかも難しい。国全体の排出量か、国民一人当たりか、GDP1ドル当たりかなど。ちなみに一人当たりの排出量は、日本とドイツとではほとんど同じである。

404: ページが見つかりませんでした | JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター
全国地球温暖化防止活動推進センター(JCCCA)は地球温暖化防止活動に役立つ情報の収集発信の場です

資料を探すなかで、多少なりとも納得できそうな記事があったので、せひ、ご覧いただきたい。「原子力産業新聞」に市川眞一さんが寄稿している。社名は公平性に疑義をいだかせるようなものだが、原子力発電は再生可能エネルギーと必ずしも親和性が低いというわけでもないので、思ったより一方的な見方にはなっていないのかもしれない。市川さんは、データに基づいて論理的に論を進められていると思う。

日本人から見てもドイツは環境先進国に見えるだろう。しかしそれはイメージによる部分が大きいのではないか。これからは、国も企業もイメージ、ブランド力を向上させる方法を徹底的に研究していく必要がある。どれだけ論理的に、データを元に説明を重ねてもなかなか人の心には響かない。

世の中にはイメージで物が売れるということが多くある。「ドイツ車」といえば、優秀な工業製品という印象があり、高価であるがYoutubeにアップロードされているドイツ車の修理の様子を見ると、認識を新たにさせる。国内に目を移しても、トヨタの高級車ブランドである「レクサス」は、品質も違うようだが、ブランド力は他のトヨタディーラーとは段違いで、成功した例と言えるだろう。

国も企業も、質実剛健を追い求め、浮華虚飾と言わずに、ぜひブランド力を高める研究を早急に進めてほしい。

タイトルとURLをコピーしました