10万円給付の世論調査について

社会

最近は、世論調査が簡単にできるのだろうか?いくつかのマスコミが世論調査を行っている。

まずは読売新聞オンラインより

10万円給付「評価しない」55%…読売世論調査 : 選挙・世論調査
読売新聞社が3~5日に実施した全国世論調査で、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた支援策として、18歳以下の子どもに10万円相当の給付を行うことについて聞くと、「評価しない」が55%で、「評価する」の39%を上回った。

このニュースには調査方法が記載されていない。そもそも、そのような世論調査は不安だらけなのだが、「評価しない」が55%、「評価する」が39%で、合計すると94%。残り6%は?「どちらでもない」だろうか。それとも「未回答」だろうか。この差は大きい。

「どちらでもない」の選択肢が設定されていたのであれば、その割合が6%以下(未回答を除いた残り)で、94%が「評価しない」、「評価する」のどちらかに回答したことになり、関心が高いことがうかがえる。

「未回答」であれば、選択肢は2つしかなかったことになる(「どちらでもない」を誰も回答しなかった場合を除いて)。

もし、選択肢が2つしかなかった場合、「評価しない」の中には、「どちらでもない(どちらでもよい?)」が含まれているので、関心が低ければ低いほど「評価しない」の割合が高くなる。

次に、共同通信の調査である。

10万円給付「適切」は19% 共同通信調査、内閣支持60%
世論調査の主な結果  共同通信社が第2次岸田内閣の発足を受け10、11両日実施した全国緊急電話世論調査で、新型コロナウイルス経済対策として18歳以下へ10万円相当を給付する政府方針について「...

この選択肢は詳しくて分かりやすいようだが、「一律に給付するべきだ」と「所得制限を引き下げるべきだ」は両方回答しても矛盾はないので、それぞれに回答した人の中には、もう一方も同時に選びたかった人がいた可能性がある。つまり、実態を正確に表していない可能性があるのだ。

世論調査はあやしいものが多いが、統計学の専門家の意見を聞くべきだと思う。

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