林芳正外相は、東大法学部卒業、ハーバード大学ケネディスクール修了、米下院議員や米上院議員のスタッフを務め、参議院議員となった後も参議院や内閣の公職を歴任している。8月に参議院議員を辞職し、10月の衆議院選挙に鞍替えし当選した。その際に河村建夫元官房長官と党の公認を争ったが、自民党県連の支持を得るなどした林芳氏が公認を受けることとなった。
このように輝かしい経歴と、信頼を得ている林氏であるが、安倍元首相や麻生副総裁は外相就任に難色を示していた。

林氏が2017年12月から日中友好議員連盟の会長を務めていることなどを問題視したのだ(11月10日に辞任申し出)。
様々な政治姿勢があるだろうから、日中友好議連の会長であったことはよいとしても中国の言いなりでは困る。
林氏は少なくとも2010年12月、2019年5月には議員連盟の団長として訪中している。
小泉元首相が訪朝した2002年の日朝首脳会談では日本側は弁当、水持参であったということだが、まさか友好議連で訪中したのであれば弁当、水は持参していないと予想されるし、レセプションも行われたのではないか。
日帰りでないとすれば、宿舎には盗聴器やカメラが仕掛けられていた可能性もある。
過去に林氏は、文部科学大臣時代に公用車でのヨガ教室通いを認めている。多忙な政治家が一般の企業であれば勤務時間中である14時30分ごろに、私用で公用車を使用することについては仕方がないとは思う。

このヨガ教室、経営者によると『「インストラクターが元グラビアアイドルなど美人揃いなことについては「もともと芸能活動をやっていたので、友達が可愛い子ばかりなんです。だから、たまたま可愛い子が揃っちゃって。けれど男性の場合は1対1のパーソナヨガなんで、可愛い人がいる方が嬉しいじゃないですか。だから可愛い子をコンセプトにしています」と説明する。』ということだ。

他の記事も検索すると疑惑もあるようだが、それはとりあえず置いておく。しかし、同経営者によると、「男性の方はグループレッスンを嫌がりますね。男ばかりの中でやりたくない、かといって女性の中でポツンとやるのも嫌じゃないですか。お尻見てるのかなと思われちゃうかもしれない。純粋にヨガをやっていても女性の目が気になるという方も多いので、男性はマンツーマンの形をとっています」「男性はパーソナルレッスンで、頭と手のマッサージがあるからちょっと高くなっちゃうんですけど、恵比寿とか都内であればどこも8000円から1万円くらい。相場じゃないかなと思います」ということである。それはそれでよいのだが、それらの場面を、もし写真にとられて公開されても大丈夫なのかどうかが気になる。
なぜなら、訪中時にもしマッサージを受けていたとしたら、それは中国当局に撮影されているのではないか?違法なものでないとしても公開されて困るものはある。「議員団で訪中し、ホテルでたまたま可愛い女性からマッサージを受けていました。」というイメージはあまり良いものではないように思える。政治家にとっては、不都合な真実にならないだろうか。
と考えると林外相には一抹の不安を覚える。
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