木下都議の会見といじめの構図

社会

東京都の木下都議が議員辞職を表明した。

木下都議 逆ギレ辞職の背景に小池都知事と「裏取引」の可能性 | FRIDAYデジタル
無免許運転を繰り返し、道路交通法違反の罪で在宅起訴され、議員辞職した木下富美子都議。だが、辞職会見では途中で”ため息”をつくなど、まさに「逆ギレ会見」。頑なに辞職拒否していた彼女が態度を一変したのは…

このFRIDAYの記事でも、「今月9に登庁したした際はざっくり胸元の開いた真紅のワンピース、指にはゴツい指輪が光っていたが、・・・」と、場にそぐわぬ服装であるような印象を与える内容である。

マスコミは記者会見でも失言や奇異な行動を見逃さないように注視しているように見えた。

会見で失言しそうな人はある程度予想できる。金メダルを噛んだ名古屋の市長も同様である。

もちろん、マスコミに「そんな意図はない」と言われれば反論する術はないが、彼らの、多少変わった言動をことさら取り上げて執拗に報道する姿勢には違和感がある。マスコミの「ほら、言った」と嬉々とする様子が目に浮かぶようである。

「自分は正しい」、「あいつが悪いのだから罰を受けて当然なのだ」という考えは、自分が正義だと考えるだけにより苛烈になることがある。マスコミがやっていることはいじめそのものだと思う。

他人と違う行動をする人はいる。発達障害の人たちは特にそのような傾向がある。発達障害をもつ人の中には、雰囲気を読まずに発言する人もいる。もちろん、先述のお二人がそうであるというつもりはまったくない。しかし、発達障害とそうでない人の境界は明確でない。ここから先は発達障害で、ここまでは違うといった境界は明確でないのだ。そして、発達障害は見た目では分からない。マスコミはこのような報道が人権問題になりかねないことを理解しているのだろうか。

人の気持ちが分からない|大人の発達障害の特性によるものかも?
これまでに「空気が読めない」、「気配りが足りない」と言われて悩んだことはありませんか?実はそのような傾向は、発達障害一つである「ASD(自閉症スペクトラム障害)」の特性である可能性があります。障害特性からくる言動をその人の性格だと思われてし

障害を診断された方に対してはもちろんだが、そこまではいかない「個性」をもった人も安心して生活できるような、理解のある社会をつくっていくのもマスコミの役割の一つだと思う。

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